思えば、弊社が無農薬玄米スープの研究に着手したのが1972年でした。
当時は農薬、添加物の黄金時代でしたから、
天然由来の食材を調達することは並大抵のことではありませんでした。
昨今は農薬が問題視されるようになり、農薬や化学肥料を使わずに
有機栽培をやろうという機運が高まってきました。
が、当時の私どもは時代の先端を走り過ぎていたのです。
このごろ「ようやく世間が追い付いてきた」といえるでしょう。
品質の優れた玄米を、生産者の協力を得ながら良い食品に仕上げ、
日本の、いや、世界の津々浦々までお届けできればと考えております。
玄米は、完全栄養食品といわれるように
“百利あって一害なし”の、まさに神秘的食品です。
私は玄米に限らず自然の恵みを大切にして、
その栄養成分を最大に生かす道をこれからも探っていきたいと考えています。